オーディオファイルを再生する手法として、以下の4つの方法があります。
- MediaPlayer
- Sound
- AudioTrack
- OpenSL ES
MediaPlayer
音楽など長いファイルを再生するのに適したAPIです。端末に保存されているファイルやインターネット上のファイルを再生することができます。
単純に音楽を再生する場合(音楽プレイヤーなど)はこのAPIが一番簡単に実装することができます。
SoundPool(SoundPool.Builder)
効果や短い音楽がループするBGMを再生するのに適したAPIです。ファイルを予め読み込むため、再生までの遅延が少ないのが特徴です。長い音楽ファイルを再生することも可能ですが、ファイルを読み込む処理で時間がかかってしまいます。
AudioTrack
音のPCMデータを再生することが可能なAPIです。プログラムで作成したデータやAudioRecorderで読み込んだデータを再生できます。
音の波形を表示したい場合やリアルタイムに処理をかけたい場合などに使うと思います。
OpenSL ES
ネイティブコード(NDK)で動作するAPIです。オーディオを再生・録音などが可能です。細かい設定を行うことができますが、資料が英語だったり情報が少ないため、実装に苦労するかと...
基本的にはMediaPlayerでいいと思いますが、MediaPlayerより低レベルな処理をしたい場合には使えるライブラリです。
機能としてはデコーダーなどがあります。
各種APIの使い方は今後アップしていきます。
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